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2007年2月27日 (火)

Love Is My Religion ?

友人から借りた「ラストサムライ」のDVDを観る。
  
  南北戦争時代のアメリカで、北軍に参軍したネイサン・オルグレン大尉(トム・クルーズ)は、当時、明治維新後で近代的軍備増強を目指す日本政府軍の外国人指南役として日本に赴いた。しばらくして、ネイサンによる射撃訓練もままならぬままの未熟な政府軍は、無理矢理出軍させられ“勝元”(渡辺謙)軍と相見えることになる。結果、鉄砲を持った政府軍は馬に刀の勝元軍に破れ、ネイサンも瀕死の痛手を負い捕らえられる。
  しかし、勝元は彼を殺さず妹のたか(小雪)に手当てをさせる。回復して村を歩き回り、幕末日本の農村での日常を垣間見る中で、ネイサンは日本人の勤勉さや誠実さ、崇高な精神に魅せられていく。

日本人の美徳とは?…
ここで思い出す。大臣の失言の挙げ足を取って吊るし上げる政治家たち。バーゲンセールのワゴンに群がり人を押しのけるおばちゃん。信号待ちで灰皿の吸いガラを車の窓から捨てるおっさん。倫理観。浅ましさ、醜さは連鎖を呼ぶ。自分だけ生真面目に生きたって損だもんね…って恥を知ろう!

神道。仏教。八百万。日本人はもともと信仰心が強固な民族ではなかったのかもしれない。しかし、そこいらじゅうに神様が居たからこそ、庶民(市民)の日常にもゆるいなりにも信仰心が存在し、それが生活の規律となりコミュニティーの秩序を保っていた。

冒頭のナレーションで、日本人はイザナミとイザナギの神が剣で国を形作ったと信じている、と紹介している。長くて深い歴史、伝統や信仰心も、21世紀初頭の日本では実用主義や利己主義が拡大する世の中ですっかり忘れ去られてしまった。そして今、我々は何に祈ればいいのか…

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