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2009年3月 3日 (火)

おくりびと(2008)

昨日イオンの映画館に「おくりびと」を見に行った。
先日、米アカデミー賞 外国語映画賞を受賞し、
滝田洋二郎監督がここ高岡市の福岡町出身ということで、
連日、超満員らしいということで、
ウィークデーの10:30なら少しはすいているだろうと向かった。

ところがどっこい。15分前についたロビーは長蛇の列!!
99%オジンオバン。年末サティーのワーナーが無くなってから、
高岡に事実上映画館はここだけ。それも当然影響してる。

400人収容の最大のスクリーン目当てに並ぶ並ぶ。
その394番目ぐらい(後で分かった)にKKと僕は並んだ。
当然、残った席は最前列。最前列でも折角並んだし、ええかと。
開演間近、ダッシュで駆け込む。

しかし。こんな前に席作ったらあかんわ…!巨大なスクリーンを
ななめ15度ぐらいの角度で下から見上げる格好だ。
後ろを振り返ると

オバン オバン オバン オバン オジン オバン オジン オバン
オバン オバン オジン オバン オバン オバン オバン オバン
×25

映画「おくりびと」はテレビ的な映画劇だった。
リアリズムを追求した映画ではない。
ああ日本映画の、広末涼子の演技の…
そんなやつおるかい。そんなことあるかい。の連続。
しかし、398人のオバンたちは、大爆笑&感嘆&涙。
はははははは。あぁーー。リアクションが逐一凄いのだ。

滝田監督の他の作品は見た事がないが、これが正解なんだろう。
死後2週間の独居老人の現場での嘔吐シーンも
嘔吐物は写らない。というか、無い。
しかし、舞台劇ならどうだろう。当たり前にそんなモノはないし、
あっても血のりとか小道具的なものだ。

要は、落語を例にあげるまでもなく、
観衆に伝えたい事を伝えられたら御の字で、
伝えるための必要条件な最低限のイリュージョンがあればよく、
フィクションなのは当たり前で、
それをエンターテイメントとして最良な形で伝える。
はなから重箱の隅をつつく
神経質で無粋な観衆など相手にしていないのだ。

というのを踏まえて4カ所で泣いた。
最近プライマルスクリームを受けた人のように、
かっくじつに涙腺緩んでます。


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